校章:マーキュリー

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校長あいさつ

校長あいさつTHE PRINCIPAL'S GREETING

ご挨拶

未来を生きる
校長 栗田 正弘

 本年4月1日、前任の山田剛司校長の後任として着任いたしました栗田です。よろしくお願いいたします。3月末山田校長との事務引継ぎのため本校を訪れましたが、あらためて正門をくぐるとき、その歴史と伝統の重さ、それを継承していたなければならない重責に押しつぶされそうになりました。山田校長からは、物心両面にわたる同窓会からの支援は、本校教育の実践に当たり欠かすことができないものであるという話を伺いました。
 先日、山坂会長様からも、「吹奏楽部の楽器の新調、野球部の雨天練習場の建設、部活動の遠征費の補助、さらには、海外留学希望者への支援、『学びの変革』推進寄付金への呼びかけ」など多岐にわたる支援のお話を伺うことができました。このような支援を受ける生徒たちは幸せであると思う一方、感謝の気持ちを持ってほしいと切に願います。日常の当たり前にはそれを支えてくれる人がいる。当たり前に感謝し、感謝される側の人間に成長してほしいと願っています。皆様のご支援が生徒の成長につながるよう尽力いたします。
 さて、近年教育を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。未来を生きる生徒に、大学からは、学習意欲や学習スキル、論理的思考力や表現力が求められ、企業からは、実践的で創造的な問題解決能力、集団で意見を交わしながら業務を遂行するためのコミュニケーション能力が求められています。さらに、地域社会からは、現代の諸課題に関心をもち、家庭や地域での役割意識をもった人間であってほしいと期待が寄せられています。単純な仕事はどんどんAIに奪われる一方、環境問題・エネルギー問題など、これまでの社会が蓄積してきた諸問題を解決することが求められています。考えてみると、今日の多様化社会の中で、生徒も大変な課題を負わされていると感じています。
 ところが、経済的・物質的に恵まれた環境の中で育った生徒たちは、学ぶことの真の意義がなかなか見いだせずにいます。その結果、面倒なこと、苦しいことから逃避しようと学習離れを起こしている生徒、目の前の試験や進学に対処する手段として学習をとらえ、作業こなすかのように勉強している生徒が増えてきていることが指摘されています。また、経済的に豊かになり、大人の価値観も多様化した現在では「校訓?、伝統?、そんなの古臭い!」といったことを述べる人もいます。
 しかし、「グローバル化が進む現代者であるからこそ、私たちは、この日本で伝統的に大切にされた価値観を、より一層大事にしていかなければならない0」と考えています。「日本人の美徳」として世界でも高く評価されるような思考・行動様式を受け継ぐことが必要ではないかと思っています。
 120年の歴史の中で、同窓生のみなさんが大切なされてきた伝統と実績を誇りに「広商生」として充実した高校生活が送れるよう、引き続きお力添えをお願いいたします。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。



校長 栗田 正弘

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