母校沿革THE SCHOOL HISTORY
広商の校長として第11代校長(昭和22年7月~昭和24年4月)と、再度校長として第12代校長(昭和29年9月~昭和32年3月)小林校長は、広商の校訓について、次のように述べられています。
『「不撓」の精神をもった「誠実」な人間ということを校訓として強調しました。これは広商スピリットといわれ、特に広商野球の精神として、頑張り続け、困苦に耐え忍ぶ忍耐の精神と相通じるもので、さらに積極的に、 いばらの道を切り開いていく困苦を厭わない勇猛心に通ずるものである。
こうした不屈の粘り強い人間で誠実な心の持ち主にして初めて良い商人となり、尊敬される企業人となり得るからだと、考えていたからです。』(広商70年史より)
沿革・校章の変遷THE SCHOOL AND SCHOOL BADGE HISTORY
- 校章の変遷沿 革
- 明治32年11月 1日
- 文部大臣から設立を認可される。広島商業学校と称し、修行年限は甲・乙両種とも3ヵ年。定員甲種科150名、乙種科300名。以来、本日を以て創立記念日とする。
誓願寺時代第1回生は紺の詰衿に5つの金ボタン、白線1本に「商」1字の制帽
誓願寺時代「汝、豪商たらんと欲するか、宜し然らずんば先ず人となれ、名誉栄達をねがうより寧ろ有材たれ」
- 明治34年 6月12日
- 本校を県立として「広島県広島商業学校」と改称。
- 34年 6月21日
- 「広島県立広島商業学校」と改称。
竹屋町時代から
昭和18年3月マーキュリーにHIROSHOの頭文字Hをからませた。一橋大学はこのマーキュリーにコマーシャル、カレッジのCCをからませている。
竹屋町時代~昭和23年3月「質 実 剛 健」
飾り気がなく、まじめで、強くてたゆまない人間になろう。
明治35年4月1日から昭和9年11月19日まで、現在の南竹屋町に移転、新校舎に移る。- 明治35年 4月 1日
- 広島市竹屋村の新校舎に移転。
- 昭和 9年11月20日
- 広島市江波町の新校舎に移転。
戦争末期
江波・現校舎時代昭和18年4月、歴史に輝くマーキュリーも敵国の言葉は使用しないという時代に変わっていく。
昭和20年8月までこの校章を使用する。帽子も戦闘帽になる。- 昭和20年 8月 6日
- 原爆投下のため皆実町校舎全焼。職員生徒は皆実町校舎、市役所東側にて被災。
終戦時代昭和20年8月15日、敗戦とともに、帽子はKE10帽、校章はマーキュリーに戻る。
- 昭和23年 5月 3日
- 学制改革により広島県立広島商業高等学校並びに、同校併設中学校を設置。
- 昭和24年4月
~29年8月学制改革により広商の商業科は本川を中心にして、東は基町高校、西は観音高校に編入される。
- 昭和24年 4月30日
- 広島県中等学校再編成により本校は廃止され、 職員生徒の大部分は新たに設置された広島県広島観音高等学校・広島県広島基町高等学校の商業科に編入される。
仁保町復活時代昭和29年9月、仁保町に観音、基町両校の商業科300名を集めて復活した。生徒の心情を支えたものは、往年のマーキュリー校であった。 教育行政の技術的観点からは新しい高校の設置になるので、校章の中央に「高」の字を加えたデザインを採用。
仁保町復活時代「誠実な人間に 強くたゆまない人間に」
真心をもつ人間に、強く達者な人間になろう。
- 昭和29年 9月 1日
- 広島県広島観音高等学校・広島県広島基町高等学校のそれぞれの商業科1年生を合わせて、「広島県広島商業高等学校」とし、広島市仁保町本浦、旧広島市立工業専門学校校舎を広島市より借用の上、開校。
- 35年 2月15日
- 江波町旧校舎に復帰。
- 36年 9月30日
- 原爆慰霊碑建立。
- 昭和38年 江波校舎復帰時代~現在
「誠 実 進 取」
真心を持ち、将来を見据えて、意欲的に新しい事にチャレンジできる人間になろう。
- 昭和43年10月 1日
- 「広島県立広島商業高等学校」と改称。
2年11月 1日 創立90周年記念式典挙行。創立90周年記念誌発行。 - 3年 3月22日
- クラブハウス竣工。
- 3年 3月31日
- セミナーハウス(藻汐館)竣工。
- 5年 8月18日
- 小学科制の認可。
- 6年 4月 1日
- これまでの商業科1学科を、商業科・国際経済科・会計科・情報システム科の4学科に改編。 推薦入学制度導入。
- 7年3月31日
- 学科改編に伴う施設設備工事完了。
・本館2階-第2簿記室
・4号館-現在の国際経済棟
・5号館-現在の情報棟 - 12年11月 1日
- 創立100周年記念式典挙行。創立100周年記念誌発行。
- 13年 6月 4日
- 校内アンテナショップ(Happysmile広商)オープン。
- 15年12月13日
~14日 - 第21回「模擬株式会社広商デパート」学習発表会実施。
新たに支店を五日市・東広島・可部に出店する。 - 16年 4月28日
- 発明協会 平成16年度 商業高等学校における 「産業財産権標準テキストの有効活用に関する実験協力校」の指定を受ける。
- 6月16日
- 「広商スピリットショップ」開店。6月、8月、11月の3回に増設。
- 7月 1日
- 文部科学省指定 平成16年度「目指せスペシャリスト」事業 「NPO(特定非営利活動法人)を活用した実践教育によるスペシャリストの育成」の指定を受ける。
- 8月21日
- 本校舎解体のため、プレハブ校舎に移動。
- 12月11日
~12日 - 第22回「模擬株式会社広商デパート」学習発表会実施。
支店を五日市・東広島・横川に出店。 - 17年 5月26日
- 常設デパート「広商ベンチャーSHOP」開店。
- 18年 4月 7日
- 新本館校舎落成式
- 20年11月 5日
- 校内常設店舗「HAPPY SMILE HIROSHO」開店
- 22年11月 6日
- 創立110周年記念式典挙行
- 23年 5月14日
- 新体育館落成式